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2000年版
台湾工業年鑑

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2000 台湾工業年鑑

 

半導体

 
工業技術研究院電子所によると、台湾半導体産業は2000年に合計で40基のウェハー工場が生産に投入し、産出される8インチウェハーは世界生産能力の13.4%を占めることになる。台湾半導体産業の生産額は2000年に5000億台湾ドルを突破し、伸び率が31.7%になり、その中のIC製造、IC設計が最も大きなものである。
 99年は世界半導体産業の景況が回復してきており、IC設計業が発売した新製品に対する需要が盛んになり、製造業のOEM受託生産による稼働率が高まった。ICパッケージ、測定業はそれに伴い上昇したため、99年の台湾半導体産業の生産額は4045億台湾ドルに達し、98年比で42.7%増加した。
 インターネット、情報家電の流れの中、2000年の台湾半導体産業の生産額は5000億台湾ドルを突破する。その中のIC設計業、製造業、受託生産業、パッケージ業、測定業の伸び率はそれぞれ34.8%、33.3%、39.7%、24%、25.9%となり、2000年の台湾半導体成案額の伸び率は31.7%になると予測されている。
 工業技術研究院電子所によると、2000年に台湾国内では合計で40基のウェハー工場が生産を開始する。その内訳は2基の4インチウェハー工場、4基の5インチウェハー工場、9基の6インチウェハー工場、25基の8インチウェハー工場となる。99年の台湾半導体産業の8インチウェハーの産出伸び率は21.8%で、世界半導体生産能力に占める割合が11.9%で、1996年から1998年にかけての伸び率より低かった。
 2000年に台湾半導体産業が産出する8インチウェハーの伸び率は28.5%で、世界半導体生産能力の28.5%を占める。これは主に台湾ウェハー受託生産工場が大幅に生産能力を拡大したからである。IDMメーカーから放出されたオーダーでは、98年にIDMがウェハー受託生産の客先の21%を占め、99年に28%にまで上昇した。
  IDMが核心製品に専念し、OEM受託生産オーダーを放出することはウェハー受託生産メーカー或いはパッケージ、測定メーカーにとって、IDMが放出したオーダー量が比較的多く、さらに数量も比較的大きく、IDMが製造工程及び品質管理に対する要求も比較的厳しいため、IDMからのオーダーは台湾半導体製造メーカーにとってプラスになるとともに、認められたことでもある。
 工業技術研究院電子所によると、IDMが99年に台湾パッケージ測定業の客先の36%を占め、99年に44%を占めた。情報家電による需要の躍起に従い、通信製品への需要が高まっており、有線、無線、ワイド波帯通信転送関連のIC市場のビジネスチャンスを促進する。情報家電製品機能の多様化のため、単結晶チップシステムへの需要が高まる。個人携帯製品の増加と同時にBGAパッケージ需要の増加のため、先進パッケージ技術の発展を促す。2000年に台湾設計業の成長推進力は統合型チップセット出荷量の増加、CPU製品ラインの増加、システム製品チップ代替率の上昇、収益になるメモリー価格の安定による。


ウェハー工場


 2000年は半導体景況が上昇し続けるため、各ウェハー製造メーカーは相次ぎ売上げ収益に対する楽観的な予測を提出した。台湾積体電路、聯電、華邦など多くのウェハーメーカーも資本金膨大なウェハーメーカー同業或いは最近ブームになっているTFT-LCD工場を再投資している。過去、再投資事業の損益のため、巨額の損益額を飲み込む台積体、聯電、華邦などメーカーが2000年に本業の継続的な成長の他、再投資会社からの巨額の収益になることが表れ、それぞれ約40億台湾ドル、30億台湾ドル、27億台湾ドルに達すると予測されている。