2024年版 台湾工業年鑑

 半導体によって世界での台湾の認知度が高まっていることは過言ではない。世界に先駆ける産業群の育成は台湾政府にとって急務であり、対中国依存軽減にもつながる。台湾の産業構造はすでにここ30年で情報通信科学技術や精密電子、半導体チップ、バイオ科学などのハイテク産業を主とする形態まで発展してきており、高度な製造技術、製品や製造工程の研究開発及び生産管理能力を持っている。今後を展望すると、科学技術の発展とニッチ産業の構築確立は台湾産業にとって基軸となるほか、世界情勢の変化への柔軟な対応力とシフト転換能力の育成がより重要となる。台湾は小型の開放経済に属し、国内市場の需要が経済規模に達しておらず、近年チップなど少数ハイテク産業の輸出が台湾経済の成長牽引を続けるが、欠乏している資源の輸入も同時に行われている。米中対抗や円安、地政学的リスクに見舞われる台湾の輸出環境が一層厳しくなる。

2024年9月発行 B5 430ページ
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:32,000(送料,税込)

 


資料目次

台湾の経済

2023年の台湾経済、財政、金融、国際収支、CPI、WPI、所得、工業生産、就職人口、対外貿易、民間投資、対外投資、外国人の来台投資、サービス業


エネルギー産業

概要、需給、供給状況、消費状況、台湾エネルギー価格、
石油及び石炭産業、台湾電力会社の発展現況、民営発電所の現況、
電力事業の生産販売、電気料金


電子機械工業

概要
パソコン産業
電機産業

半導体IC
情報サービス業及びソフト産業
電子部品

付表:台湾電機電子工業同業公会名簿


機械工業
 

 自動車工業、バイク工業、
 航空工業、造船工業、

 


 鉄鋼工業、アルミ品工業、
 銅品工業

 付表:台湾機械工業同業公会名簿


化学工業
 

プラスチック業
セメント業
飼料工業
ガラス工業
特殊化学品工業

ゴム工業
製紙工業
合成樹脂業
バイオ産業
製薬工業 等


紡績工業
 

紡糸工業、織布工業、人造繊維産業
アパレル業 等

    

その他工業
 

商業
家具工業
建設業
飲料工業

 

玩具工業
農業
鉱業
スポーツ用品工業
革毛皮工業 等

付表:台湾化学工業公会名簿
   その他工業同業公会名簿

 

◇お問合せ先: ()台湾産業研究所

住所:〒359-0045 埼玉県所沢市美原町5-2357-27
電話:042-994-7257 FAX:042-995-4178
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